Xpark AR

MOBILE APP / AR PRODUCT / PACKAGE DESIGN

「Xpark(エックスパーク)」は、株式会社横浜八景島*1が”で約25年に渡り培ってきた水族館運営のノウハウを活かし、日本の水族館事業者として初めて台湾・桃園駅前の大規模開発エリアに開業した都市型水族館です。巨大水槽で泳ぐ魚群、サメやエイ、アザラシにペンギン、神秘的なクラゲなど水生生物の生息環境をリアルに再現しており、2020年8月7日のグランドオープン以来多くの地元住民や観光客で賑わっています。

ROBOTは、オープン準備段階からお客さんにどのように楽しんでもらえるか、また、来場後どうすればもう1度来ていただけるかなど顧客体験づくりを一緒に企画し、形にしてきました。

本件の制作物は、マグカップやぬいぐるみなどのお土産グッズの制作、アートワーク、プロダクトデザイン、ARアプリ実装やアニメーション・キャラクター開発、Xpark館内ARフォトスポット連動など幅広く、ローンチするまでに様々な経緯や苦労があったといいます。そこで、関係者のおふたりに話を伺い、制作物にまつわるお話や背景を振り返り、本プロジェクトをご紹介します。

(左:寺脇さん 株式会社横浜八景島 営業推進部リーダー/ Xparkシニアマネージャー(当時))
(右:大谷さん 株式会社ロボット コミュニケーション・プロデュース部 /プロデューサー)

きっかけは、2019年末の近況報告から

寺脇:「ROBOTさんとの今回のご縁のきっかけは、当社が台湾桃園市に新規開業する都市型水族館計画の中で、私自身は2019年春頃に台湾水族館準備室に異動となり、現地へ出張をしながら開業準備を進めている時に、Facebookでうっすら繋がっていた大谷さんと会話をする機会がありました。それが2019年末の年末ごろでしたね。

それまで大谷さんとのご縁は、そんなに深いものではなかったです。10年くらい前に勤めていた会社で僕の上司と大谷さんが仕事をしていて。その時、1回食事をしたくらいの関係でした。」

大谷「その共通の大先輩が定年退職されることになり、そこで寺脇さんと一度連絡を取り合ったことをきっかけに、会ってお話しする機会ができました。私も受注以外のビジネスモデルを検討していて、偶然台湾のマーケットにも興味を持っていた頃でした。

そのあと、一度寺脇さんに会社に来ていただいて。可能性を探るブレストをしたのが最初でしたね。

何か具体的なオリエンがあったわけではなく、昔、企画して採用されなかった案なんかも含めて企画書をバサーっと広げてアイデア出しをするうちに、お土産ものづくりやARアプリ、館内全体の体験づくりのアイデアまでつながっていきました。」

ニューノーマルならではのお土産グッ
ARフォトスポットの企画へ

Xparkのユニークな展示のひとつが、フォークランド諸島で暮らすオウサマペンギン、マゼランペンギンの生息環境を再現した水槽。陸場と水場がそれぞれ別の水槽に分かれ、橋や水中トンネルでつながっています。ゲストは、ペンギンたちが頭上を越えて水場に来たり、水中トンネルを泳いで陸場へと帰る姿を間近で観ることができます。カフェへ続くこのペンギン水槽が特長のひとつでもあったため、ペンギンをテーマに企画検討が始まりました。

寺脇:「水族館の主役はもちろん、リアルな生きものたちです。ですので、生きものをモチーフにしたオリジナルキャラクターを開発する必要性は、その時は全く考えていませんでした。

しかし、コンテンツを開発する上で何かしらのIPは必要でしたから、、台湾でも人気のペンギンの世界観をきっかけに考えよう。というところだけとりあえず決めていました。Xparkは、現実と非現実が交差する少し不思議な”もう一つの地球”がテーマ。パラレルワールドならぬ、パラレルキャラクターとして、ペンギンをモチーフにしたキャラクターの開発をお願いしました。」

大谷:「そうですね。クリエイティブスタッフには、いろいろと試行錯誤してもらいました。ペンギンの一生を勉強したり、他の水族館のお土産物のリサーチしたり。

ぬいぐるみデザイン案に関しては、Xparkならではの特徴をとぬいぐるみのヘソに✖️をいれてみたり…と限られた時間の中、広くアイデアを出し合って検討をしました。最終的には、ぬいぐるみの首のところがエックスになって、XParkを表しています。

お土産ものがアプリと連動して、グッズをスマホアプリでかざすとペンギンと仲間たちがやってくるARの演出が始まります。」

寺脇:「今回、デザインするものや制作物の範囲が広いのでそれぞれ発注しているわけではなく、制作原価も売り上げもシェアするビジネスモデルで取り組んでいます。

ものづくりするなら、運命共同体じゃないとお互い真剣になれないところもあるのかな。と思って企画と並行して座組みも検討しました。スピード感を出す上でも、それぞれの強みを活かし合うモデルで組めてよかったです。」

大谷:「ROBOTには前例のないことが多く、調整は大変でした(笑)」

寺脇:「ちょうどその頃、この先の水族館は、ゲストに来館いただいて初めてマネタイズする以外の取組みにもチャレンジしないといけない。ともぼんやり考えていて、そのトライアルという意味でも、グッズづくりを通じてたくさんの取り組みをすることができました。特に今回は、オリエン・プレゼンなどがあった訳ではなく、0からディスカッションを重ねながら進められたことに感謝しています。」

ピンチの連続!
スタッフ総出で工夫した
リモート対応

企画がまとまりはじめた2020年春ごろ。制作物を作り始めた矢先、新型コロナウィルスが世界的に流行しはじめ、現地の施工や視察の予定が組めなくなりました。そのため、あらゆる仕事のやり方、スケジュールを根本的に見直すことになりました。

大谷:「企画がまとまりはじめた2020年3月半ば、最初のロケハンで現地に行きました。その時は、まだ配管工事中などの建物の外側や水槽がようやくできあがり、水を入れる前の状態。その後、このプロジェクトは当初7月にXparkがオープンし、年末の話題のテコ入れに間に合わせるということで進めていました。

コロナでXparkのグランドオープンが8月にズレ、Xpark側の防疫対策スキームの策定やそれに基づくオペレーション体制の構築、対外的な発信内容の見直しなど、様々なレギュラーな作業ががこちらも進行にも影響してたという日かんじです。新型コロナウィルスの影響が徐々に関係してきて、予定通りのプロジェクト進行が難しくなりました。」

寺脇:「私は2020年3月の渡航制限がかかる3日前から台湾に入り、8月の開業を経て10月まで現地に滞在しました。当初は日本と台湾を行き来しながらの進行になる予定でしたが、渡航制限によりそのままオープンまで現地にいることになってしまいました。」

大谷:「現地の施工に関わる部分や、ARアプリと連携したグッズでもあったので、制作チームが現場に入れないことはイタかったですね…。たとえば、フォトスポットが3箇所あるのですが、どこに何を置くかなど、現地スタッフの方に協力をしてもらって、リモート会議で中継しながら細かく確認事項を詰めていました。」

企画資料の1つ。演出にはアニメーション作家のコンテを元にすすめられた

 

 

 

寺脇:「人間って慣れるもんで、今となっては現地スタッフが自撮り棒を持ってリモートで現地の設営作業や確認をすることが当たり前になっています。段々とリモートでの仕事のやり方に移行しましたよね。」

大谷:「ほんとですね。ほかにも、お土産グッズのコップやハンカチなど多くのグッズがアプリと連動していたため、製品のデザインやパッケージがARマーカーだったんです。だから、印刷ズレ問題にも苦労しましたよね。台湾で試作品を何度も日本に輸送するを日本に輸送する時間もなかったので、制作チームや製造工場と小売の仲介業者、我々関係者みんなを何度もリモートで複数社を一度につないで、通訳してもらいながらオンラインで繋ぎました。」

寺脇:「商品調達をする日本の会社が間に入って、現地のメーカーとやりとりを助けてもらったりもしていましたが、なにせハプニングがつきもの。日本で物づくりする感覚では対応できないですよね?」

大谷:「そうなんです。私たち思う当たり前は、他の人にとって当たり前じゃないことを痛感しました。

スケジュール的に2回しか色校ができないのに、入稿データと指定の色が出てない、デザインのプリント位置も全然違う。ほら、マグカップの取手の位置が全然違ったり…。でも製造担当の方は「大丈夫」「どこが違うの?」と伝えられて。感覚が伝わらないもどかしさがありました。言葉以外にもやりとりのハードルがあり苦労しました。

<何がどう大丈夫なのか?>を明確にするために、入稿したデザインデータを3DCGにして、現物と見比べながらクオリティチェックをしてましたよ。チェック項目を細かく決めてガイドラインを作成したり。なんとか伝えようと努めました。」

乗り越えられたのは
「振り返ったらいい経験をしてる」と思えて

大谷:「僕たち、アニメーションやアプリに関してはある程度知見があったものの、プロダクトの色、ぬいぐるみデザイン、施工周りなど広範囲で想定外が起きて、、苦労話はいくらでもありますよ!」

寺脇:「色々大変ではありましたけど、何があっても『たぶん、振り返ったらいい経験をしているよね』と言いながらみんなで励まし合っていました。今日みたいにこのプロジェクトについて聞かれたときに、ネタになるというか。そういう心持ちでいました。」

大谷:「そうそう。コロナでオープンが7〜8ヶ月くらい延長してしまいましたから、商機を逃してもったいなかった側面もありますが、あとあと話のネタになるというか。話せるぞ、これはいい経験だぞ。と思ってどうにか乗り越えられたのかなと思います。協力してくれたパートナーの皆さんのおかげでなんとかなりましたね。」

寺脇:「なにせ1工程ごとに1つは何らかの想定外が発生するので、工程が進むたびに「次は何があるんだ…?」とヒヤヒヤしていましたけど、徐々に「想定外=想定内」という心持ちで、想定外に慣れる余裕と想定外への対応を取る事ができました。」

最初は怖かった台湾、
馴染むと段々と気持ちにも
変化が

寺脇:「日本の水族館の数は100くらいあって、市場も消費者も成熟しています。台湾には10もありません。台湾における水族館って、親が子どものために連れて行く”お勉強をする場”。博物館に近いポジションなんです。デートスポットにも使われない。日本では定番のふれあい体験なども、必ず「教科書的な学びの要素」がセットです。。台湾に日系の水族館ができる自体初めてのことでしたから、現地の商流や文化を学びながらも、私たちはエデュテインメント(楽しみながら学びにも繋がる)を意識した日本的な都市型水族館としてアプローチしました。」

大谷:「このあたりの感覚はぜんぜん、知りませんでしたね…。現地の方が水族館に持つ印象と、私たちがこれまで当たり前のように触れている水族館には、差がありました。」

寺脇:「恥ずかしながら私は海外自体に行ったことが無かったので、最初は現地が怖かったですよ。ただ、出張したり駐在して分かったのは、台湾の人たちの気質が関西のノリに似てるってことが分かってきました。流行りもんが好きで行列も好き、飽きっぽい。感情的で、そのぶんフレンドリーで人情味がある。たぶん、僕も大谷さんも関西出身でそのノリとか、「まぁ、しゃあないか笑」的なところがあったから水が合ったんじゃないかな。」

大谷:「ああ、わかります。今回はビジネススキームも、プロジェクトの進行も・・・少ない時間の使い方のスケジュールもそうですけど。いろいろと特例ばかりながらも、なんとなく台湾の経済や都市のスピード感の理由が分かってきたりと、学びがありました。」

寺脇:「私は経験したことないのですが、日本のバブルってこういう雰囲気なんだろうな。と感じていました。台湾って誰もが目がギラついてる印象で、失敗してもOK!となってしまう。物事が進みやすいところが魅力的でしたね。「これに慣れると、日本に帰ってから逆にやっていけるかな・・・」と思うほどになりました(笑)」

今後やってみたいことはありますか?

大谷:「今、Xparkアプリのダウンロード数が2万くらいになってきました。プッシュ通知で現地の方とのコミュニケーションにつかえないかな。と思っています。」

寺脇:「ああ、それはいいですね。台湾では、BUY 1 GET 1 FREE (*1) は効きそう。実際に楽天モンキーズという野球チームとのタイアップで、チケットがもらえるキャンペーンを行ったところ、期間中、館内のゲスト全員参加したんじゃないか?笑というデータがでたところです。」

大谷:「へぇ!そうなんですか。こういうことを頻繁にディスカッションし合いながら、次のアイデアを話し合えるのがありがたいです。」

寺脇:「作業をリモート化したデメリットは、企画の初期段階のように議論をしづらいこと。試行錯誤しにくいことが弊害です。来館するお客さんの反応を見ながら、日々改善することがしたいんですが、今はあまりできていません。」

大谷:「ほんと、そうですね。今は運用していく中での改善があまりできていません。」

寺脇:「日本に帰ってきて、本来は台湾でうまくいったことを日本でトレースすべきなんでしょうけど…なかなか難しいのが現実。台湾の消費者にウケるものと日本の消費者にウケるものはもちろん違いますし、日本の消費者のほうが水族館に対しては成熟もしているので、まだ模索段階です。。

大谷:「水族館の新規開業に関われるって、なかなかないじゃないですか。グッズやアプリづくり、もちろんストーリーづくりはこれからも1度きりじゃなくなりそうな予感もあり、発展させたいです。クリエイターにとってもクレジットできる仕事でもあるし、表現の面でも挑戦しがいがあります。」

ゲストが館内のスポットでカメラをかざすと、ARでショートアニメーションが始まる演出。お土産グッズと連動したお話も楽しめる。

「世のため人のための事業って、あんまりないよな」
「どこでも通じるな、人のご縁でやりきれた実感があった」

寺脇:「私は現職に就くまで約15年くらい、複数の広告代理店で仕事をしてきましたが、広告代理店での業務はカッコよく言うとゼネラリスト、浅く広く、たとえばカップラーメンも、タワーマンションも自転車も通販も担当してきました。

水族館っておもしろいもので、単純に楽しい・癒しの場というだけではなくて…命の大切さを考えるとか、子供の頃の原体験になったりする。何かしらインプット・ヒントを提供できる場所だと思っていて。

こんな、世のためひとのためになる事業ってあんまりないよな。と思いながら今の仕事に取り組んでいます。

私たちの仕事って水族館の運営だけじゃなくて、生きものの研究や保護、繁殖、それらを日本中の水族館と連携し合って「生きものとともに歩む」ことも大切な役割なんです。来年40歳になるので…やりがいというか、誰かのためになることや、大義(たいぎ)を大事にしているつもりです。これから20年くらいは、目の前の仕事が世の中に対して、そして未来の子どもたちに対してどんな価値を生むのか。を意識してます。」

大谷:「これを言うと怒られるかもしれないんですが、この先、会社や社会がどのようになったとしても結局は人の縁とか、経験を生かして仕事をすることになると思うんです。

今回貴重な経験をさせていただいて、人のご縁でやりきれたな。という実感がすごくあります。まずは今回の経験を生かして、日本中の水族館を巡ってみたいですね。」

寺脇:「いいですね。今日出たアプリの件もすぐに取り組んでみたいですし、これからも相談させてください。」

2020年のオープンから時間を経て、試行錯誤を繰り返してきた本プロジェクト。お客さんを呼び込む施策だけではなく、顧客体験の設計などの仕組みづくりを協業して実現してきました。

様々なチャレンジを経て、2022年1月からは水族館周遊体験をより楽しめる期間限定プロジェクト「Xbook~ぼくらに流れる物語~」がスタートしました。Xparkの中を本の世界に見立てた、すてきなお話を巡ることができます。現地に行く機会がありましたら、ぜひ足を運んでみて下さい。

 

(聞き手・文  田中朝子)

*1 横浜・八景島シーパラダイス・・・株式会社横浜八景島が1993年に開業した総合レジャー施設『横浜・八景島シーパラダイス』のこと。他にも『仙台うみの杜水族館』『マクセル アクアパーク品川』など、それぞれの立地や特性を活かした水族館事業を通じて、、多くのお客さまに喜びと感動をお届けしています。社是は「生きものを通じて 世界に笑顔と感動を」

*2 「Buy 1, Get 1 Free」・・・1つ買ったら1つ無料のサービス・商品が提供される手法。ひとつ買ったら、もうひとつオマケにあげるといったキャンペーン手法のことを言います。

 クリエイティブスタッフ 
企画:寺脇 隆男(Xpark)、福崎 隆之
クリエイティブディレクター/テクニカルディレクター:上坂 和摩
システムエンジニア:岩瀬 裕貴、宗末 尚大
キャラクターデザイン: 加賀 遼也
キャラクターアニメーション:加賀 遼也、福島 友人
グラフィックデザイン: 津田 菜々子
アプリデザイン:ビジャミサール ディエゴ
プロダクションアシスタント:相藤 晃司
プロデューサー:大谷 亮介
エグゼクティブプロデューサー:加藤 雅章、福崎 隆之
商品販売・運営:谷商店

 製作 
Xpark / ROBOT

 ROBOTの主な担当領域 
・商品開発
・マーケティング戦略立案
・ロゴデザイン
・パッケージデザイン
・SNS戦略設計/運営
・EC構築/運営
・広告コミュニケーションの企画制作

OTHER WORKS

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